2014年2月1日土曜日

ギニアその6

昨日に引き続き、今日も院内見学からスタートです。


今日は土曜日で手術が行われていないということで、

特別に手術室を見学させていただくことになりました。




これ、写真で見てもお分かりのとおり、

見た目的には申し分ない我が病院。


でも実際には、そのほとんどの医療機器が正常に稼働してなかったりするらしいんですね。

宝の持ち腐れというか、何というか・・・。


手術の予約や内容も、手書きのノートで管理していたり、


日勤(Mañana)、準夜勤(Tarde)、夜勤(Noche)と3交代制のはずなのに、

普通におサボりするスタッフも少なくないらしいですって。


 
その他にも何の仕事してんのかよく分かんないスタッフが大勢いたり、

手書きのカルテがまるまる3部屋分放置されていたり、

すべからく経営が火の車だったりと、問題はまあ山積みなんですね。


というわけで、そんな病院の立て直しをするべく、

私と同時期に新規採用さ れた日本人スタッフが私以外に3名。


後に院長さんとなる全体統括の方と、

医療面でのサポートをする医局長さんと、

人事面でのサポートをするマネージャーさん。


そして私が院内のコンピュータシステムを中心とした、

事務関係のサムシングを一任することになってます。


私以外、みなさんスペイン語が堪能なのでホントに助かってます。


ただ、いかんせんどこから手をつけたらいいのか見当すらついてない状態ということで、

スタッフへの聞き取り調査など、まずは病院の現状を把握することからコツコツ始めました。



こちらが「Departamento de Inforomatica」、

日本語にすると「情報システム課」といったところでしょうか。


私は基本、この情報システム課に入り浸ってまして、

こちらの課長さんがリストラ対象らしいので、彼がいなくなってもひととおりの作業が出来るよう、

必死に引き継ぎの情報を集めている毎日です。


サーバ室はこんな感じ。








ぱっと見、あんまり手が加えられているという感じはしないですね・・・。

このあたり、触り甲斐はありそうです。




将来的には電カルの新規導入とか、院内ネットワークの再構築とか、

そういうコンピュータシステムの見直しを考えているみたいなのですが、

でも普通、こういうのってプロジェクト組んでやりますよね・・・。


今回は、とりあえず私ひとりだけ。

いや絶対、ひとりじゃ無理ですって・・・。


というわけで、病院のシステム構築の経験ある方、

本当にヘルプ出すかもしれませんので、その時は助けてください!


あ、あと途上国経験のあるお医者さん、看護師さんがいたら百人力ってことらしいので、

進路にお困りのアフリカ保健系協力隊OVのみなさん、再就職先にいかがです か?


ご連絡は、お気軽に私まで。 

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